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2007年11月05日

古本を巡るストーリー

古本が好きだ。
古本屋で文庫本をまとめて買ってくると、だいたいそのうちの1冊には以前の持ち主の痕跡が残っている。
手作りのしおり、メモ、手あか、蛍光ペン、写真やメモが挟まっていたり。
どうもボクは、知らない人から知らない人を通じてボクに渡ってきたその不思議さが気に入ってるのかも知れない。

以前買った小説には写真が挟まっていた。安っぽいドラマに良くあるような半分だけのツーショット写真。片割れの写真で笑う女の人。この本の持ち主はこの女の人か、はたまたもう一方の片割れの誰かなんだろうか。そんな取り留めの無い空想をした。まあ最後はキモいので捨てたけど。

先日久々にブックオフをぶらぶらする。100円コーナーの書棚にホリエモンの「100億稼ぐ仕事術」が3冊並んでいた。くふふ。おもろいで見てこましたろと手に取り、今や犯罪者となった人の戯言をパラパラめくる。内容はいたって凡庸な内容。
あーくだらない。と閉じかけたとき、ページに付けられた折り目を発見。お!以前の持ち主は一体何に感銘を受けたんじゃろかと再度開く。
ボールペンで綺麗に引かれた赤線が目に入る。「Ctrll+Wで閉じる」「Ctrl+Rで更新」。
ショートカットかよと金言とかじゃねえのかよとか心の中で総ツッコミ。
しかしまあそれはそれで彼は彼で有用だったのか。妙に納得してみたりする休日でした。

投稿者 Ryosuke Kubo : 2007年11月05日 12:39